アプローチシューズについて
こんにちは。店長のヤマモトです。
先日恵山に言って登って来ました。函館から1時間ちょっとで行けるエリアですね。
アプローチシューズを忘れてしまい、車から目的のボルダ―まで普通の靴で行ってしまったんですが、
あ~失敗した
と思ってしまいました。
恵山エリアの下地はゴロゴロとした不安定な岩なので、アプローチシューズの方が歩きやすいんですよね。
そんなわけで今回は、アプローチシューズの話です。
コンテンツ
アプローチシューズって何?
クライミング初心者は、アプローチシューズという言葉にまだ馴染みが無いと思います(それでこの記事を書いてます)
そもそもアプローチとは、車などを降りてから目的のボルダ―(岩)までの道のりの事を言います。
このアプローチを快適なものにしてくれるのがアプローチシューズです。
恵山エリアの様に下地が不安定なアプローチでも、
・フリクションが高くて剛性のあるソール
・シューズの中で靴がズレにくいフィット感
上記の特性により、疲れにくくなります。
基本的な機能は上記の通りですが、
プラスワンとして、
・防水性が高くて多少の水たまりくらいなら平気
・レースの1ピッチの幅が細かくて、足のフィット感をさらに高められる
そんなアプローチシューズもあります。
ボルダリングの外岩アプローチでは、大きくて重いマットや荷物を背負うので、足元が安定するという事がけっこう重要なんですね。
簡単な課題なら登れる
前述の様に、アプローチシューズのソールはフリクションが高くなっていて、簡単なアップ課題くらいなら登れる様に作られています。
ヒールやトゥフック課題は難しいですが、つま先のエッジを効かせて登る事はできるでしょうね。
アプローチシューズのサイズは、ちょいキツめがお勧め
アプローチシューズの選び方です。
まず、アプローチシューズはレースアップのものがほとんどです。多分、他の選択肢は無いです。
これは、足の横幅に対するフィット感を高める為ですね。
足の大きさに対してもややキツめがおすすめです。
クライミングシューズほどタイトなものを選ぶ必要はありませんが、つま先の余裕は、町で履く靴よりも少なめにしましょう(そうしないと意味がないです)
ただ、普段履きと兼用したいのなら、少しだけ余裕のあるものを選ぶのもアリでしょうね。
ちなみに…
私はスポルティバのボルダ―Xを使っています。
ソールがビブラムでフリクションが高いですし、剛性があってガラ場でも疲れにくいのでお勧めです。
ファイブテンではスケーターが好きそうなデザイン性のあるアプローチシューズなんかも出ていますね。
何れにしても、クライミングシューズのメーカーのものが、ソールのフリクションが高くてお勧めです。
そんなわけで
あなたがもし外岩に行くつもりがあるのであれば、アプローチシューズの購入を考えてみるのも良いと思います(履いてるとクライマーっぽいです)