Sakae beach rock trip(2017.4.9)
4月9日(日)に外岩で登ってきました。
場所は栄浜エリアです。
栄浜エリアとは、瀬棚の北側にある島牧村の海岸にあるボルダリングエリアです。
函館から車で3時間くらいですね。
このエリアのすぐ近くには、小山田大氏も登ったというモッタ(オコツナイ川)エリアがあります。
そのエリアと比較してしまうと、数も少ない、岩室もガビという事で見逃されがちなボルダ―達ですが、実際に登ってみてその面白さは充分という事が分かりました。
岩質は、見たところ火山岩が波で劣化したもので、柔らかめ&やや痛いものでした。
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9日の函館の朝は気持ちのいい快晴。
7時に函館を立ち、道を少し間違え、現地着が11時。
道中の車内、男4人バカ話に花が咲く。外岩tripで好きなひと時。
瀬棚を超えると目的地までコンビニが無いという事をお忘れなく。
栄浜から数百メートルのところにあるモッタ。
水量はあったが、手前までならアプローチは良さそう(川越えはキツいかも)
このエリアは熊が出る可能性が高いので、子供はダメですね。大人も覚悟がある方のみ入りましょう。
目的地到着。
風はあるが、素晴らしい快晴。強めの日差しは夏の予感すらさせる。
まずは5(フレンチグレード)台の課題。登っているのはT山君。
課題はガバ連続で優しいが痛い。
角度はうちのジムの135度位?被ってます。
次に、同じ岩の右側抜ける6台の課題をやり、さらに難しめのラインを登る。
登っているときは課題”マックスファクター”だと思っていたが、後からトポを見てみるとチョーク跡が違うかもしれない。
どちらにしろ結構難しいが、Oちゃん一撃。強くなったな~。
ヒールを使うと楽な事に気が付くと難なく登れる。被っている壁でのヒールは、壁に張り付く手段として有効なんだが自分はアイデアとして出てこなかった。
S君は初外岩&ボルダリング歴1年未満とは思えない登り。TNFC本戦予選でトップ通過して、(実力で)Division3へ上がっただけの事はありますね。
さらに後ろ側にあるボルダ―で登る。
既存の課題ではなく、Oちゃんがその時引いたラインで登る。多分新しい課題。
グレードは6a位?
同ボルダ―の右下から始めて、上の課題に繋げるラインを引く。
これもなかなか面白い。
前半はアースしない様に登るのが狭くて、スタミナを消耗してしまう。
その状態でラストの一手を取った時、振られに耐えられるか。
グレードは6c+(1級)位?
動画では途中で落ちてますが、課題はしっかり落としてます。
登り終わって栄浜を立ったのは16時くらい。
到着は19時くらいですね。
帰りの車中も下らない話に花が咲き、ジムに到着するまで爆笑タイムでしたね。
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函館に住んでいるクライマーが外岩に行く場合、行先の選択肢としては、一大エリアである有珠やアヨロなどが挙がる事が多くなりますね。
多くのクライマーが目標とする課題を自分も登る事は楽しい事です。
しかしながら、面白い課題が設定されたボルダ―はメジャーなエリア以外にも他にもたくさんあるわけです。
自分にとって今回のボルダリングトリップは、
メジャー、マイナー拘らずにいろいろなエリアに足を運ぶ事がボルダリングの面白さを感じる近道である、
という事を再認識させられた、貴重なものとなりました。