135度壁を登ると得られる3つの事

こんにちは。

最近できた135度壁が楽しすぎて、他の壁ではほとんど登っていない店長のヤマモトです(あまり良くない)

 

この記事では、135度壁を登る事で得られる事について書いてみたいと思います。

 

1.保持力が強化される

薄被り壁では余裕で保持できるピンチも、135度壁では簡単に保持できません。

どうしても足ブラになる事も増えますから、そういったホールドで構成された課題で登る事で、保持力の強化が期待できます。

 

また、135度壁では、バラしたら登れるけど通すと登れない、という事が多いのですが、これは一つの課題を登る間に、必要な保持力が維持できずにヨレてしまうからです。

135度壁の課題を登ることで、ピークの保持力が上がるだけではなく、一つの課題の中で何度も強い保持力を発揮できるようになるでしょう。

 

2.体幹が強化される

足が切れる(ホールドから外れる)と手の負担が増える事は、135度壁を登る時も他の角度を登る時も同じです。

従って、135度壁でも、足が切れない様、壁にへばりつく様に登る事が基本になります。

 

ただ、急な角度で上半身を安定させるためには、下半身に入れる力もより必要になります。

135度壁に耐えられる下半身の筋力がつくと、より遠くのホールドをスタティック(じわじわと)に取れるようになるでしょう。

 

3.前後方法の重心の移動について意識できるようになる

これは上で述べた2つのフィジカルに関する事ではなく、メンタル(感覚=脳)の強化ですね。

 

スラブ、垂壁、薄被りを登る場合、上下左右の重心の移動が中心になるわけですが、135度壁では、前後方向の重心の移動も重要になってきます。

この感覚が無いクライマーは、”前後の降られのコントロール” ができなかったり、”三次元のダイナミックムーブ” が苦手になってしまうでしょう。

その結果、充分なフィジカルを持ち合わせていても課題を登れなかったり、落とすまでのアテンプト数が増えてしまったりします。

 

まとめ

ボルダリングでは、あらゆる角度の壁をバランス良く登る事が理想です。

ドッ被りを含めたあらゆる角度の壁の課題を、少ないアテンプト数で登る事に拘って登ってみてください。

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